「時は金なり」ではなく、「時間は人生そのもの」だということ。人間にとって時間は何より尊いもので、お金など比べものにならないと断言している。
時間こそが「誰もが平等に手にできる、唯一の資産」だとし、「その価値を最大化することに、すべてを注がなければいけない」
時間は有限なのだから、他人の時間に振り回されている場合ではないという考えに基づいてのこと
「自分の時間を増やして人生の質を上げる」という目的のために何をすべきかという具体的な方法について
他人の時間を生きてはいけない
時間には「自分時間」と「他人時間」の2種類がある。自分時間を増やして他人時間を減らすことで、人生の質は高まる。
時間には、「自分のための時間」と「他人のための時間」の2種類しかない。「自分時間」とは、好きな仕事や趣味のこと。一方「他人時間」とは、やらされている仕事や通勤、気を遣う飲み会などである。「自分時間」を増やし、「他人時間」を減らすほど、あなたの人生の質は高くなる。
ほとんどの人は、自分の人生が「他人のための時間」で埋め尽くされていることに気づいていない。
まずは日頃から、「これは自分時間? それとも、他人時間?」と自問することを習慣づけよう。すべてはそこからはじまる。
徹底的に「ムダ」な時間を殺せ
無駄に悩むな、本質を見直せ
「他人時間」はあなたの人生を削っていく。ただし、他人時間の正体は、他人そのものではない。その発生源のほとんどは、あなた自身の中にある。
その原因は、あなたが「悩んでいる」ことだ。悩むのは、「こうしたい」という自分なりの答えがあるのに、プライドや自意識が足を引っ張って実行できていないからだ。ほとんどの人はここで、変なプライドに邪魔される。「失敗したときに、みんなにバカにされたら恥ずかしい」などと言うのだ。これはただの自意識過剰である。
自意識が描き出す「世間」なんて心の中の幻にすぎないので、全部取っ払ってしまえばいい。
悩んでいる人の99%は、このシンプルな「心の事実」のまわりに、余計な「世間」をまとわりつかせて、手も足も出せなくなっている。「シンプルがいい」と自己暗示をかけて、シンプルに本質を見直すところからはじめよう。
これは私は本当に本当に当てはまると思う! とてもとてもめちゃくちゃ自意識過剰な私。 それが原因でパフォーマンスの質は断然落ちるという、吹っ切れてない、シャイな向いていないところがあり、いつもなかなか振り切れないところがあるのだろう。
この自意識過剰をなくさないとね。 そもそも自意識過剰ってなんでなるの? 自分を意識し過ぎているのよね? サイトを見たら、負けず嫌いとか、自分思いとか書いてある。そうだけど。 過ぎちゃいけないのか。
私の理想は、「世間」を気にしない。
そして、私はよくミスをするが、世間はミスなんかしたら指摘してきそうだが、ミスしたって、そんな大問題じゃないところで、ただやり直すだけの問題に持ち込めればいいっていう話にして、気にしなくしたい。
「常識や世間体」に時間を溶かすな
「常識」から「無常」へシフトせよ
「学ぶ」ことが好きな人ほど、時間貧乏になりやすい。なぜなら、世の中に存在している常識についてもうまく学んでしまうからだ。既存の仕組みや制度を「あたりまえのもの」と受け止めた瞬間に、自分時間はものすごいスピードで減っていく。
私は、学んでるが、できるだけ「常識」だけでなく、「無常」なことも学んでいけたらと思う。
「バカになれ」というメッセージは、一度学んでしまった常識を忘れようということだ。 「世間」の枠をはずれて、常識からどれだけ距離を取れるかは、時間の感じ方を大きく左右する。
「常識=あたりまえのこと」なんて思い込みだ。常識は時代や文化しだいでいくらでも変わる。「変わること」は自然の摂理なのに、変化の一部だけを切り取って「不変の真理」であるかのように思い込んでしまってはいけない。
「バカになれ」を最もシンプルな言葉で言い換えると、「無常」である。「常識」から「無常」へ思いきって「時間の捉え方」を変えることが、時間革命への最短ルートだ。
私のブログもけっこう変わってるが、それでも、世間体、非常識になっちゃいけないなぁ~は吹っ切れないであるので(自意識あっていいらしい)、私の方向、結構、そんなでもない気がしないでもない。
行動量は情報量に比例する
常識の呪縛から解放されるために必要なのは、「動き続けること」に尽きる。
すぐに行動できる人とそうでない人の違いは、フットワークなどという得体の知れないものではない。「情報量」の差である。だから「動き続けられる人」になるためには、情報量を増やせばいい。
情報のソースや質はどうでもいい。時事やビジネスに限らず、あらゆる情報をシャワーのように浴びよう。
浴びた情報は忘れてもいいが、単なるインプットで終わらせないことを意識してみるといい。たとえば、気になったニュースがあれば、ひと言でもいいのでコメントしてみるといったようなことだ。
「健康」こそが最大の時間投資である
おいしいものを食べて、おいしいお酒を飲んで、たのしいことに熱中して過ごすというものだ。だが人生を「心地いい時間」で満たしていくことを追求するなら、「不快を避ける」ことも考えるべきだろう。
「時間を増やす」という観点で言えば、病気にならないのがベストだ。完璧な予防は無理だとしても、早めに手を打つこと。いまや、インターネットやSNSを使えば、病気を予防するために必要な情報を得られる時代なのだから。
予防法がわかっているのに「忙しさ」を言い訳にして具体策を講じないのはおかしい。健康は時間術のベースだと心得よう。
「将来を心配する」という究極のムダ
ノリで生き抜く人間だけが革命を起こせる
「時間をムダにしないためにも、チャンスの見極め方を知りたいです」と言う人がいるが、未来のことはわからないものだ。
「どこに次なるビジネスチャンスがあるか」というようなことは考えない。現時点で、「やりたい!」「ほしい!」と思えるかどうかが基準だ。
「ノリのよさ」がすべてである。ノリがいいとは、何よりもまず「考えないで受け入れられる」ということ。
メリットやリスクなんて考えなくていい。「ひとまず」「いったん」「とりあえず」何でもやってみる。NGならすぐやめてしまえばいいのだから。
――大事なのはこういうフットワークだ。次々と手を伸ばす人のもとには、さらにどんどん「新鮮な果物」が集まってくる。 そうやって「熱中できるもの」だけで人生を埋め尽くせば、自分の時間と人生に革命を起こすことができるのだ。